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ぽやっとしたヤスポンによるランドセルにまつわぁる華盛りなんぞのボヤキを・・・ちがっ、ツブヤキでござった。点々と記すもんなり。
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うんにゃランドセルにゃんてもん、おらぁ知らんべぇ。
かつてオトチャンは申した。
どんだけ古式めいた親父であろーか、ランドセルそのもんの存在すら知らんとは…。いや、痴呆になってるんか?たしかに歳を召してはいるものの。
ランドセルを・・・オモムロに見せちゃう。真紅のそれを観てオトチャンは絶句された。
いんや、すんばらしくね?この代物。。。
そぉんな歓喜にも似た叫び声を上げて、カレはランドセルをそのシワクチャの手に取った。
どっこいしょ、ふわぁ~、ランドセルつーもんかいのぉ、こいつがぁ。
それもそのはず、メイジの産まれである。いったい、この爺さんもう御幾つになられたであろーか。
しばーしシベリアだかどっかに抑留され、戻ってきたのんは昭和の四十年代とされ、そのあとぉ施設へハイっていたとゆー。うん、痛ましいカレの記憶によると手ひどい拷問にあったのだ。阿鼻叫喚、地獄絵図のその惨劇がおとちゃんの顔を歪ませ、深い深い皺をも刻んで、無口にしてなお、さらに身体を想うよーに動かせなくなっていたもの。
それから数十年を施設にて暮らし、よーやくここサイキンである。元気なそのジッサマの姿を垣間見たのは・・・。
んでランドセルをトンとその手に渡して驚愕を得た次第。
永くこの国のジョーシキに触れることなく、ゴーモンのあとの閉鎖的なセーカツ。
僅かでも癒されてほしいと願う拙者でござったが、ハタシテそのランドセルはいかに彼の瞳に映ったものであろー。幸いなればと。
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《そこはかとなくランドセルをば》 いやそんなに執着があってギョウギョウシクもランドセルのことをば語り尽くさんとそーいった目論見ってんではなくってさ、ポヤっとそこはかとなくちょびっとランドセルにつきましての思案点なんぞをゴヒローをばとまぁそんな感じでござ候。 ちょーど季節のコロアイってのがいいもんで、末筆つかまつりまする。
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